
袖6の作り方(2枚仕立てカフスのギャザー袖)後編
材料・道具
つくりかた
1.ギャザーを寄せる
袖にギャザーを寄せて、カフスをしつけで仮止めします。
2.ミシンで縫い合わせる
しつけをかけたらマチ針を全て外してミシンで縫い合わせます。
3.しつけをかける
ミシンをかけ終えたらしつけをはずし、袖の縫い代をカフスに収めて再度しつけをかけます。
前編・1の工程でカフス裏側の縫い代を8mm幅で折ってあるので、6の工程での縫い合わせミシン位置に対して自然と2mmほど余計にかぶってくるはずです。
この2mmの余裕があるために、最後に表からかけるミシンステッチがはずれることなく綺麗に仕上がります。
このちょっとしたアイロンかけのテクニックは、カフスだけではなくウエストのベルト付け等でも多用しますので覚えておくと良いでしょう。
上図のように縫い目のキワにしつけをかけることを「落としじつけ」と言います。
最終的にミシンをかけると、下図のように2mmほど余分が出ます。この余分をもっと少なくする場合は、1の工程で縫い代を9mm程折り込むと良いでしょう。ですがあまり少なすぎるとミシンがはずれやすくなりますので注意してください。
4.ステッチを入れる
最後にカフスの表側からパターンの指示通りのステッチを入れて完成です。