生地屋さんで布を購入した時に、あわせて購入しておくべきものをご紹介します

その時に必要なものをチョイスして一緒に購入しましょう。
生地と一緒に購入することで得られるメリットもありますよ。

ミシン糸とロックミシン糸

 

何はなくともまずは糸。これがないと始まりませんよね。
白や黒・紺などベーシックな色であればもともと持っている場合もあるので良いのですが、色物生地を購入した場合はその場で実際の生地の上にミシン糸を乗せてみて色を決め、一緒に購入してしまいましょう。
後日にすると、生地の端切れを持ってわざわざまた買いに行くのは面倒ですし、記憶を頼りに色を決めると実際と違っていたという事が頻繁に起きます。

ロックミシンを持っている方はお手持ちのミシンの使用本数にあわせた数を購入します。
また、ロック糸に関しては1度購入すればかなり長く使えますし毎回揃えるのは不経済ですので、基本的な黒・白・グレーをまず揃えたらご自身の良く着る洋服の色を追加で揃えると良いでしょう。
ロックミシンが表に出ることはないので多少色が違っていても気にしなければ良いだけの事です。

これとは逆に、ミシン糸に関しては出来るだけ生地と同色にしたいところ。
特にステッチが表に出るデザインの場合は色が違うとステッチの歪みが目立ってしまいます。
ミシン糸の種類に関しては「ミシン糸の種類と選び方」を参照してください。

接着芯と接着テープ

 

これも忘れがちなのですが、ニット以外の織り生地(布帛といいます)の場合は接着芯を頻繁に使用します。
接着テープは布帛・ニットの区別なく良く使用するものです。

接着芯や接着テープはビギナーさんにとっては未知のもの。
種類もけっこうあるので、もうどれを選んで良いやら。。。
そういう時は、生地を購入するその場でお店の人に誂えてもらいましょう。売り場の人なら間違いの無いものを選んでくれるはずです。
この場合も、生地が手元にないとどれを選んで良いかわからなくなるので生地購入とセットで買ってしまえば楽です。
ネットショップの場合もお店によっては頼めば生地にあった芯やテープを見繕ってくれるところもありますので問い合わせてみましょう。

また、接着テープというのは接着芯を細く切って代用も出来ますので、どうしても必要というものでもありません。
接着芯と接着テープの種類に関しては「接着芯」の項目でもう少し詳しく解説します。

ファスナー・カギホック・ゴム・紐・ボタンなど

 

ここのあたりは必要に応じてという事になるのですが、ファスナーや紐なども生地との色合わせが必要になるので、出来れば一緒に購入してしまいましょう。ファスナーが無いと途中で作業がストップしてしまいますし、ゴムなども完成前に縫いこんでしまう仕様のものもあるので途中で買ってないことに気付いてガッカリ、なんていうことも。
集中力が途切れるとそのまま放置してしまう癖のある人は特に、最初に材料を全て揃えておきましょう。

まとめ

何もない所からスタートすると購入するものが多くて大変ですが、何着か制作していくうちに自然と糸や接着芯などはストックされていきます。また、ボタンやレース類は少しずつコレクションするように集めていくのも楽しいものですよ。素敵なものを見つけたら先に購入しておくのもおススメです。