1.まずは大前提として糸掛けの順番が間違っていないか、下糸をセットする向きが間違っていないか確認しましょう。まだ慣れていない方ですと、しっかりと糸をかけたつもりなのに溝にきちんとはまっていなかったという場合もあります。お手持ちのミシンの説明書やミシンメーカーのサイトで良く確認しましょう。

2.次に上糸と下糸の調整が出来ているかどうかを確認しましょう。上糸だけ、あるいは下糸だけがゆるかったりきつかったりするだけで縫い目のバランスが崩れてつれてしまいます。現在の家庭用ミシンは自動糸調子機能がついているタイプが多いですが、やはりそれで万全というわけにはいきません。まずは糸調子がきちんとあっているかどうかを確認しましょう。

 

3.縫いつれや縫い縮みは薄手の生地で発生しやすいので、針と糸を確認してみましょう。裏地やボイル、オーガンジーなどの薄手生地は針を7番に、糸はシャッペスパンでしたら薄地用の90番に変えてみてください。出来れば糸自体の摩擦も少ない方が尚良いので、絹糸に近いファイン糸に変えるのも有効です。

※家庭用ミシン針参照リンク http://www.organ-needles.com/product/house.php

※ミシン糸参照リンク(シャッペスパン) http://www.fjx.co.jp/product/detail.php?id=46

※ミシン糸参照リンク(ファイン) http://www.fjx.co.jp/product/detail.php?id=51

 

 

4.上糸と下糸のバランスは合っているのに縫い縮みが発生する場合は、糸調子全体が少しきついのかもしれません。上糸調子のダイヤルをひとメモリ下げてみましょう。

5.それでも縫い縮みがおさまらない場合はハトロン紙やトレーシングペーパーのような薄手の紙を細く切って下敷きにしながら一緒に縫ってしまいます。紙は縫い終えた後に破いて取り除いてください。

6.薄手で柔らかい生地の場合は一時硬化スプレーを利用してみるのも良いかもしれません。これはスプレーを吹きかけたところが数日間硬くなりますので、その間に縫ってしまいましょう。数日たつと元の状態に戻ります。

※一時硬化スプレー参照リンク https://item.rakuten.co.jp/andomishin/9-19/

       

洋裁を始めて間もない方の場合は、パッカリングが発生しているというよりは糸かけの時にきちんと糸がおさまっていないというケースが意外にも多いものです。あとはデニムを縫った後にガーゼを縫うなど、生地の質感が大きく変わる場合などにも糸調子のバランスが狂いやすくなります。縫い始める前にハギレで糸調子があっているかどうか試し縫いをする癖をつけると良いでしょう。

上記をすべて試してみても、どうしても縫い目がきれいに出ないという場合、もしかしたらミシン自体に問題があるのかもしれません。目飛びや糸が絡まって縫えないなどの症状が伴う場合はミシンの内釜に傷がついている事も考えられます。そういう時は無理をせずに修理に出すことも検討してみましょう。