禾乃登・・・こくものすなわちみのる・・・
少しご無沙汰してしまいました。
二十四節気では処暑、七十二候では禾乃登の節です。稲が実る時期、立秋も末候になりましたね。早いですねぇ。

二十四節気と七十二候の季節手帳」成美堂出版によれば、昔は名月や満月に限らず、月の出を待つ「月待ち」をしました。特に二十六夜には三尊仏の姿が現れると伝えられ、願い事を託したそうです。とのこと。ここで言う三尊仏は阿弥陀三尊の事で、主に関東近郊での風習だったようです。
現代では「月待ち」といえば十五夜の風習が残るくらいでしょうか。実家では幼少のころから十五夜には近くの山からススキを取ってきて、お団子を作り野菜と一緒にお月様にお供えするのが習わしでしたが、今では主人と共にただの酔いどれ月見酒の習慣になってしまいました(笑)

9月の声を聞くと、なんだか忙しない気持ちになりますね。まだまだ暑いのに、朝夕はすでに秋の風です。
mamettoではただいまSOPHIAシリーズの追加用パターンを制作中。
以前少しご紹介したスカートと同時進行でこちらも進んでいます。

追加パーツのリリースに向けて、現在急ピッチで印刷用パターンデータやダウンロード用レシピの推敲作業に取り掛かっています。
デジタルデータの作成方法は人によって様々かも知れませんが、私の使用しているCADではそのままでは印刷用の体裁を整える事が出来ないため、実物大型紙については別の建築用CADを経由して最終的なデータに仕上げます。
レシピはまた別のドローソフトを使用して作成しています。いずれにせよ、人の手を介さずに全て自分で配布用のデータを作成出来るので、コミュニケーション不足による無駄な修正が入らないという点ではとても良い。のですが。全て自分で作ると、ミスに気付きにくいのです。なので推敲だけは気持ちを落ち着けて、一人ブツブツと言葉に出しながら作業しているのですが、端から見たらけっこうヤバい人かもしれません(笑)

データ作成時にもう一つ欠かせないのが、想定通りの手順で1着作ってみるという作業。
これは通常のパタンナーさんはやらない方が殆どだと思います。というか、そんな時間も無いといった方が良いかもしれません。
既製服用のパターンの場合はまた違った手順を踏んで仕上がりをチェックしています。


画像はまだ未完成の物ですがサンプルの一部です。比較的、作りやすい仕様にしてあります。
撮影用のサンプルは別途、nutte職人さんにお願いしてあります。本当はサンプルを作るのが一番楽しい時間なのだけど、私一人では時間的にも限界あるのでね。出来上がりが楽しみです♪

データ作成の工程に入ると、私はもう全く縫い物をしません。何日もトイレと食事以外はPCにかじりつき状態なので腰と肩はバキバキだしもう何屋なんだか。。。
毎回、こんな仕事二度とやるもんか!と思うのだけど、完成した側からもう次は何を作ろうかなぁ~♪なんて鼻歌まで出てしまうのだからもう完全に病気です。はい。もう治りません。はい。

 

navy plusの秘密基地より