ギンガムチェックや小さな水玉などは柄のずれが目立たないので柄合わせは必要ありませんが、大きな柄が入った生地の場合は柄合わせが必要になります。
柄合わせは差込み裁断でも可能な場合と一方裁ちでないと不可能な場合があります。
生地を広げてみて上下、左右が対称な柄の場合は差込みで柄合わせが可能ですが非対称の柄の場合は生地を全て広げて一方裁ちすると裁断ミスを防ぐ事が出来ます。

柄をどこに配置するのか

 

柄合わせは縦方向と横方向で考えます。
例えば縦方向だったら、チェックの縦線部分を身頃のどの位置に配置するのかという事。
中心と後中心に縦方向の柄の中心を持ってくる場合が多いです。
一方、横方向ではチェックの横線部分をどこに配置するか考えます。
ワンピースなどは裾の位置が目立つので脇の裾位置で前後の身頃の横線が揃うようにすると良いでしょう。
ブラウス類はバストライン付近で揃えると良いと思います。
ストライプは横方向の柄が無いので縦方向のみ考慮すれば良いでしょう。

上図のようなパターンの場合は脇線で前身頃と後身頃の柄のバランスをあわせていくのですが、脇ダーツの有る無しや脇線の傾斜具合・柄の大小などによってはこの限りではありません。
要は、脇から見たときに柄がつながっていてバランスが悪くなければ大丈夫です。
例えば、裾線ギリギリに横方向の柄の一番強い色を配置してしまうと全体的に縦が詰まったように見えることがあります。
裾などは強い印象の色の配置を避けて抜け感を出した方が良いでしょう。
また、あまり柄の大きくない生地の場合、気にしないという方は柄合わせを省略してしまっても問題ありません。

規則的なチェックやストライプの場合

 

一般的なチェック生地やストライプ生地など、柄の中心から二つに折ったときに左右対称の模様になる場合はこちらのタイプです。
パターンの形状にもよりますが生地が中表になるように二つ折りにし、柄をぴったりと合わせてからパターンを配置します。
中心と後中心に縦方向の柄の中心を持ってくる場合が多いです。
一方、横方向ではチェックの横線部分をどこに配置するか考えます。
ストライプの場合は前後中心位置の柄に注意すれば良いでしょう。
チェック柄の場合は前後中心で縦方向の柄をあわせておいてから横方向の柄の配置に気を配りましょう。

不規則なチェックやストライプの場合

 

追いかけ縞や変則チェック等は左右対称柄ではありませんので、畳んだ状態での裁断が出来ません。
ですので生地を全て広げた状態で裁断していきます。
生地を広げた状態で裁断する場合は、フルパターンと言ってパターンを全て開いた状態で作成しておくと便利です。
特に後身頃や袖が左右1枚ずつ合計2枚必要なときに右だけ2枚裁断してしまうというようなミスをしやすいので右パターンと左パターンを作成しましょう。
「わ」のマークのあるパーツは開いた状態でパターンを作成します。
柄のあわせ方は上記に準じます。

【まとめ】

 

柄合わせがぴたりと決まると、この上なく素敵な1着に仕上がります。
特に柄ゆきの大きなものほど効果的ですのでぜひ参考にしてみてください。